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マナウス=総領事館が草の根で資金供与=マイクロバス用の約30万レ

式典の様子(写真はロライマ州政府公式Facebookページより)

式典の様子(写真はロライマ州政府公式Facebookページより)

 在マナウス日本国総領事館(関口ひとみ総領事)は3月16日、ロマイラ州ボアビスタ市にて、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「高齢者リファレンスセンター送迎用マイクロバス整備計画」の供与式を実施した。アントニオ・デナリウム州知事と夫人のシモーネ・デナリウム氏、タニア・ソアレス州労働社会福祉局長、同州議会議員と市議会議員が出席。関口総領事はオンラインで参加した。
 同プロジェクトでは、高齢者リファレンスセンターで使用している30人乗り昇降支援機付き送迎バス1台を整備するため、29万5千レアルを供与された。

供与されたバス

供与されたバス

 タニア州労働社会福祉局長は「今回整備されたマイクロバスで高齢者の福祉サービスがより向上することになり本当に嬉しい。日本国総領事館に心から御礼を申し上げます」と深謝した。

 アントニオ州知事は「日系社会を始め、ブラジル日系社会と日本国政府からのブラジル社会への長年の支援とご協力に感謝する」と述べた。
 関口総領事は、「今回供与したマイクロバスの利用を通じて、これまで以上に高齢者がより健康的な生活を送れるようになると確信しています。これからさらに利用者の生活の質が向上することを期待しています」と感想を述べた。

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