ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

 田母神講演会に最も遠方から参加したのは文野和義さん(66、高知)。なんとアルゼンチンから来たそうだ。アルゼンチン拓殖協同組合で組合長を務める文野さんは、皇居勤労奉仕の打ち合わせのためブラジル日本会議を訪れた際に講演会の話を聞き、「参加しなくては」と思ったそう。夕食会で田母神氏とも懇談し、「来た甲斐があった。今度はアルゼンチンにも来てほしい」と話していた。
     ◎
 大相撲は5月場所が終わり、白鵬が2場所ぶりの優勝を飾った。サンパウロ市生まれ日系三世の魁聖は、8勝7敗で何とか勝ち越し。今場所は5連敗も喫し、14日目にようやく8勝目を挙げる苦しい取り組みが続いた。番付は現在前頭6枚目。上位昇進に向け、安定した成績を残したいところ。
     ◎
 改修のため4年間閉鎖されていたサンパウロ州立移民博物館が、31日に再オープンする。午前10時から開催される式典では、ロシア、イタリアなど数カ国の移民やその子孫によるショーも開催。同日スタートする展示会では、移民が寝泊りした部屋や手紙なども展示されるという。開館日は火~日曜日で、7月までは入場無料。住所はRua Visconde de Parnaiba, 1316, Mooca、詳細は同博物館(電話=11・2692・1866、サイト=museudaimigracao.org.br)まで。

image_print