ホーム | ブラジル国内ニュース | 《ブラジル》トフォリ判事が法的特権の制限拡大提案=三権の全ての重要職務者に=最高裁判事8人の承認必要=議会はより厳しい改正に動く

《ブラジル》トフォリ判事が法的特権の制限拡大提案=三権の全ての重要職務者に=最高裁判事8人の承認必要=議会はより厳しい改正に動く

トフォリ判事(Lula Marques/AGPT)

トフォリ判事(Lula Marques/AGPT)

 最高裁のディアス・トフォリ判事は9日、3日の判事投票で決まった連邦議員に対する法的特権(フォロ・プリヴィレジアード・FP)の制限を、連邦政府の閣僚や、判事や検察官を含む司法関係者などの他の要職従事者(アウトリダーデ)に拡大させる提案を行った。10日付現地紙が報じている。

 法的特権が制限されると、連邦議員は案件山積みの最高裁でのみ裁かれるといった特権待遇がなくなり、より迅速な審判が可能な地裁へ移送されることになる。現状では法的特権のある要職者ほど裁かれるのが遅く、その間は推定無罪を享受することができる。

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