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6月9日(木)  遠山コミュニケーションによれば、今年もエスタード紙は八ページ立ての「日本移民の日特集」を十五日に出す予定。〇八年に向けて、ブラジル社会向けに日本移民の功績や日本との交流を周知させる企画だ。記事の詳細はまだ分からないが、北朝鮮戦に勝ってワールドカップ一番乗りを決めた日本だけに、サッカーネタも面白いのでは。日本のサ ...

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6月8日(水)  さきの日本政府春の叙勲で受章した菅原和司さん(71)は、南米産業開発青年隊の隊員、第三期生。受章理由は、リオ州の日系団体での役員活動だった。菅原さんのリオとの縁は、一九五九年から石川島造船所建設に携わったこと。当時、漁民の小屋が造船所建設敷地のなかに残っていたという。それを修理して「宿」とした。蚊が多く、蚊帳( ...

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6月7日(火)  今回、大統領専属通訳を務めた村山サンドラさんは、新橋駅の群集に大統領が入っていく時の様子を、「すごい注目を浴びていた。ブラジルでよくやるように、みんなの中に入っていって抱擁していた。大統領はご満悦の様子でした」という。連邦議会などでは大金を使って購入したと不評な専用機「アエロルーラ」だが、「意外とシンプルでかえ ...

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6月4日(土)  武内重雄神父亡き後、サンゴンサーロ教会では久次マリオ神父らが遺志を引き継いで日系人向けの指導に当たってきた。関係者によると、同神父の去就が話題になっているらしい。同教会は日系人の多い教区だ。久次神父がほかの教会に移ると、日系人離れが進んでしまいかねないそうだ。武内神父が死去して、六日で二周忌。また一つ、転機を迎 ...

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6月3日(金)  ルーラ大統領訪日で注目されるデカセギ子弟の教育問題。中川郷子医師は「子どもの教育費を払うのは、親。バイリンガル教育に関する理解を深める、大人への啓蒙こそが子弟教育問題の本質です。親こそが一生懸命になってくれないと」と語る。日語なのかポ語なのかという問題は、いつまで日本にいるかや教育費への考え方できまる。これこそ ...

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6月2日(木)  田中康夫・長野県知事が現代ネットに五月二十六日付けで、愛知万博についてコラムを書いた。いわく「ブラジルからの居住者が日本で最も多い地域で開催される『国際』博覧会のホームページに、英語、中国語、韓国語、フランス語に加えてスペイン語のサイトもあるのに、どうしてポルトガル語が用意されていないのかな。なあんて記すと、当 ...

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6月1日(水)  五月二十四、二十五両日、集中豪雨に遭ったサンパウロ市。セアザが大きな被害を受け、野菜や果物の値段が上がったとも言われる。水浸しになったスイカなどの映像を見せられると、消費者の購買意欲もそがれたかと思った。中央市場で果物を販売する青木幹旺さんによると、ここ数日売上がかなり落ち込んできているそうだ。「質の問題という ...

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5月31日(火)  今回のルーラ大統領訪日に五人の日系市長が同行、その一人、パラナ州パラナヴァイ市の山川マウリシオ市長がデカセギの多い愛知県豊橋市を訪れ、「姉妹都市提携を」とラブコールを送ったが丁重に断られたようだ。地元紙の東海日日新聞社は二十七日付で「早川市長は『豊橋ブラジル協会を窓口に情報を交換するなど、対応を考えたい』と慎 ...

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5月28日(土)  ルーラ大統領の日本訪問。NHKがもう少しテレビのニュースで時間を割くかと思われたが、少なくとも、さきのブラジル人の「車の窃盗、警官の拳銃強奪事件」のようではなかった。同じ報道時間帯でいうと、「中国との政冷関係」「ミンダナオ島の旧日本兵」の前にかすんでしまった。しかし、新聞報道だと融資話を含めて商談はいくつか久 ...

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5月26日(木)  弁論講座の宮原先生、ある政治家の選挙運動で後援者たちに、どうしたら効果的な応援のスピーチができるかを教えたことから現在の活動が始まったらしい。簡単な挨拶でも日語とポ語では形が違うので、基本形を覚えておくだけでもだいぶ違うだろう。      ◎  先日夕方、一通の手紙を持ったモレーナに呼び止められた。内容を簡単 ...

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