東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(5)=最終=日本人会初の女性会長=前堂さん「日本語存続させたい」
12月9日(火) 約五百人規模とみられるウルグアイの日系社会。唯一の日系団体である日本人会を中心に結束し、親睦はもちろん、会員らが助け合う場として機能してきた。ただ、近年ではブラジル同様、出稼ぎによ
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東方に生きる=ウルグアイ日系社会事情(4)=農牧と林業調和させる=アグロインダストリー国家確立へ
12月6日(土) 緑豊かな平原に恵まれたウルグアイ。日本の面積の約半分に当たる約十八万平方キロメートルの大半が、牧草地だ。この小さな南米の小国で植林を進め、農牧と林業が調和したアグロインダストリー国
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(3)=町おこしソバ栽培手助け=オイスカの三上さんら
12月5日(金) それぞれの町で特産品をーー平松守彦元大分県知事が提唱したことで知られる「一村一品運動」。このアイデアを元に、オイスカ・ウルグアイ総局は一九九六年から各県に一つの特産品を育てようと「
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(2)=多国籍で構成される家族=メルコスルのように
12月3日(水) ブラジル、アルゼンチン、パラグアイそして、ウルグアイから成り立つ南米共同市場メルコスル。その名前は知っていても、事務局がウルグアイの首都モンテビデオ市にあることまでは意外と知られて
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東方に生きる~ウルグアイ日系社会事情(1)=初めて皇室の一員迎えて=一世ら「感無量です」
12月2日(火) 日本から飛行機で約三十時間――。ブラジルとアルゼンチンの間に位置する南米の小国が持つ正式な名前を知る人は少ない。ウルグアイ東方共和国。その名の通り、大陸東部にある国土の大半は、牧草