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デカセギの夫〝消えて〟9年=立ち直る非日系人妻

デカセギの夫〝消えて〟9年=立ち直る非日系人妻(下)=舅の死に水をとった=薬局につとめ多忙な日々

2月17日(木)  ブラジルで離婚訴訟を起こし、裁判官はファッチマさんの言い分を認めた。ところが、肝心の被告の住所が分からない。静岡市、豊橋市などを転々としているためだ。日本で発行されているポルトガル語新聞に尋ね人の広告を写真入で出した。  同僚と名乗る人から一度E─メールが入り、携帯電話の番号が添えられていた。勤務先の日本人店 ...

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デカセギの夫〝消えて〟9年=立ち直る非日系人妻(上)=突然の別れ話「私は帰国しない」=子供かかえ呆然=行商や物乞いも

2月16日(水)  「臥薪嘗胆」。そんな言葉が似合うかもしれない。デカセギにいった夫がほかの女性と一緒になり、音信を切って九年になる。養育費の請求もままならない中で、ブラジルに残された妻子の生活は逼迫。唇を噛み締めて、物乞いをしたこともある。化粧品の行商や薬局の店員をしながら、新たな人生を模索しているファッチマ・アパレーシダさん ...

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