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クルゼイロ 関連記事

東西南北

 22日早朝のギド・マンテガ元財相逮捕は、ブラジルを震撼とさせた。ただし午後になり、パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は、マンテガ氏の妻が病院で手術を受けていることを考慮し、保釈した。さすがに手術後に夫が側にいないのでは、人道的でないとの見方があっても無理はない。ただし、これでマンテガ氏の容疑が晴れたわけではなく、まだ捜査は続 ...

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サンパウロ市北部に新たなスラム=チエテ~サンタナへ直線の家

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(34)

第14章  店主となって 戦後、リオのドゥッケ・デ・カシアス町でも、ブラジルの軍部の守護神ルイス・アルヴェス・デ・シルヴァに敬意を表して賑わっていた。特に一九六一年にペトロブラス社の製油所ができてからは、大規模な労働者の雇用があり、地域の住民を正社員として雇用していたので、ドゥッケ・デ・カシアスの町は繁栄していた。 町の商店も潤 ...

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(37)

 さもありなん。彼女は父親が有名な職人気質の庭園師で、名の知れた厳しい人。質素倹約を旨とした、誠に大和民族の誠心を子孫に残すのが趣味みたいな人物の頑固おやじ。子供たちにも厳しい人と噂があった。その家族の長女である。根性も座っていた。美人だが中小企業庁の公務員と聞いていた。 千年太郎の活動は、どうやら軌道に乗り、多忙な日が続いてい ...

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リオ市=2日で4人が流れ弾の犠牲に=11歳の少女だけ生き延びる

悲しい事件の絶えないリオ市北部マレー複合ファヴェーラ(Fernando Frazao/Agencia Brasil)

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自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(32)

 今野さんが「あそう、実は俺はバンコ(銀行)に少しばかり借りがある。これを明後日までに返えさないと、後の融資を受けられなくなる。三日で良いから貸してくれないか。必ず三日目には返す」と頼む。「ああ仕方ない。必ず近い内に返して貰えますね」と念を押し、「幾らぐらいですか」と訊ねた。「すまんな、一万クルゼイロスでいい。そりゃぁー、無理で ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(17)

 書類第9号の翻訳の終わりに、署長は次のような事を報告している。    ☆    《上述の内容に関連して、他の者以外にも次の証人の話を聞いた。サクイチ・ウチガミ、タカノブ・マツモト、アキラ・タニグチ、センジロ・ハタナカ並びにフェジシゲ・アケウチ。いずれもバストスの日本人コロニアでは著名な人物ばかりである。また、ユゴ・クサカベ、兵 ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(10)

 池田アントニオ(本名・龍生)はサンパウロ州の奥地、アシス市に住んでいた。実家は大阪で狩猟用の武器製造工場をもっていたそうだが、ブラジルでは刃物製造に従事していた。たぶん、狩猟の武器との連想からか、射撃手としての名声が広まったものであろう。 彼は武器には強い関心を抱いていて、家の地下室には多くの銃が、まるで戦争博物館のようにあっ ...

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「鈴蘭灯」の本当の由来

網野弥太郎さん

 今年初め、日本からきた研究者に「ブラジルでは東洋街の鈴蘭灯が日本文化の象徴になっているが、日本では鈴蘭灯を見たことがない」と何気なく雑談でしゃべったら、彼は「リベルダーデの鈴蘭灯の由来を発表していた研究者がいましたよ。日本のどこかの商店街にあって、それをモデルにしたとか」と教えてくれた▼そこで「鈴蘭灯」「商店街」でネット検索し ...

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県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第6回=親の借金返済に南米デカセギ

気品あふれる藤田ルジアさん

 藤田十作日本庭園を2012年に訪れ、その存在を最初に記者に教えてくれたのは、元文協会長の山内淳さんだった。 彼からその時に受け取った資料によれば、フォルタレーザ市で発行されている新聞「オ・ポーボ」紙1966年1月18日号は同市に移り住んだ外国人家族の連続レポートの特集を組み、その第1弾として藤田十作を報じていた。 それは、ルジ ...

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