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デカセギ 関連記事

『就職のための日本語会話』=日語セ作成=実用的、デカセギ用教材=吹き出しの漫画を多用

5月7日(土)  ブラジル日本語センター(谷広海理事長)が作成を進めてきたデカセギ用教材、「就職のための日本語会話」が刊行間近だ。「サバイバル」(不慮の災難に遭ったとき冷静に対処して混乱を回避すること)を核におき、訪日就労希望者が最低限必要な日本語力を身に付けることを目指す。谷理事長が〇二年に就任後、大きな目標に掲げてきた事業。 ...

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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(13)=旅の利点、知り合いが増えた=フランカの懇親会=草分けも顔見せる

5月7日(土)  ふるさと巡り六日目、四月六日晩、地元のフランカ地域日伯協会や市長ら来賓との懇談会の乾杯の音頭をとったのは、同地日本人最高齢の南原勇男さん(84、福島県)だった。勇男さんの娘と花柳龍千多さんの弟が結婚している関係でこの日、北海道協会に立派な臼が寄贈されていた。  一九四二年のあらびあ丸で渡伯した勇男さんは、当初モ ...

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パラナ日系人向け=ブラデスコがPR

5月7日(土)  Advillageサイトは五日、ブラデスコ銀行が北パラナの日系社会に対して、特別なキャンペーンを始めたことを報じた。特に日系人の多いマリンガとロンドリーナ在住者に対してで、同行が日本のUFJ銀行と提携し、日本にいるデカセギなどの家族とお金をやり取りするのが簡単になったことを、広告や宣伝を通して周知を図っている。

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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(12)=フランカの市長歓迎挨拶=「文化を融合させよう」

5月6日(金)  丸々と実った緑色のカフェの実が、たわわに枝になっている。所々、すでに真っ赤に熟し始めている。「あんまり値が良くなっても困るんですよね。他の人が植え始めるから」と農場主の近藤満州美さんはいう。  ふるさと巡り六日目、四月六日午前、サンパウロ州北部フランカ市近郊のクリスタイス・パウリスタ市にある、近藤さんのカフェ農 ...

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新生アリアンサみて=執行部、心機一転を強調

5月6日(金)  三月二十八日の定期総会で続投が承認されていた槙尾照夫理事長ら日伯文化連盟の新執行部が四日来社し、抱負などを語った。  デカセギブームの時代には三千人を数えたという日本語学習者も現在は千四百人と半分以下に減少。近年は経営難に苦しんだが、「理事十七人中六人が新しい人。ヴェルゲイロの本部内部もリフォームして気持ちいい ...

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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(11)=戦前からの記録=フランカの精神病院に=日本人数10人入院していた

5月5日(木)  「実は、このフランカの精神病院には、五十~六十人ぐらいの日本人が入院していた記録があります」。フランカ地域日伯協会の南原光洋前会長(46、二世)は衝撃的な事実を明らかにした。しかも、ほとんどが一世だったという。  「第二次大戦の頃からの記録です。おそらく実際に気が狂っていたのではなく、単身でカフェザル(コーヒー ...

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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(10)=ピンガつくる誇りを〃聴講〃=温泉町に創業40年余の老舗

5月4日(水)  カシャッサには頭と心臓と尻尾がある――。  ふるさと巡り一行は、ゴイアス州カウダス・ノーヴァス市の市内観光ツアーでカシャッサ(ピンガ)を製造販売するVale dos Aguas Quentes社も視察した時、同社の製造技師のアギナウド・ゾンジーニさん(40、イタリア系)はそう語った。  甘い匂いが漂う蒸留所で、 ...

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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(9)=「僕には信用しかない」=平松さん無借金、続々アパート建設

5月3日(火)  一九九五年九月、ゴイアス州カウダス・ノーヴァス市で、デカセギ資金を元手に土地を買って不動産開発を始めた平松章夫さん(49、二世)。まわりのブラジル人は「あのジャポネースは頭がおかしい。そんな簡単に売れるわけがない」といって笑ったが、平松さんはアパート建設図面とモデルルームだけで、一週間で八軒も売った。  それか ...

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移民の言語守りたい=USP日文研期待=大統領訪日、日本語ブームの追い風になれば=バイリンバル校の建設=日系人は意識弱い

4月30日(土)  移民の言語を守りたい──。サンパウロ大学の日本文化研究所(織田順子所長)は、ルーラ大統領の訪日が日本語ブームの追い風になってほしいと、期待をかけている。  同研究所は昨年、神奈川大学と提携した。今年に入って、短期留学の大学院生を同大日本常民文化研究所に送り出したばかり。学生の交流などを活発化させていきたいとこ ...

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たくさんの出会いに恵まれる幸せ―ふるさと巡り、各地で先亡者慰霊―=連載(8)=急膨張した温泉町で=カウダス・ノーヴァス=デカセギが不動産業で成功

4月30日(土)  かつて旧ゴイアスには、〃ゴイアスのアレイジャジーニョ〃と呼ばれる有名な宗教彫刻家がいた。Jose Joaquim da Veiga Valle(1806―1874)だ。  ボア・モルチ宗教美術館には、彼の代表作が集めれている。元々この建物は一七六二年に建設が開始された同名の教会で、州都だった時代に栄えたが一九 ...

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