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デカセギ 関連記事

昨日、今日、明日=ブラジル日本都道府県人会連合会会長 山田 康夫

山田会長

 ブラジルの日本移民は今年109年、戦後の移住が再開されて64年。戦前、戦後を通じてブラジルに移住した日本人の数は25万人余、そして現在では190万人余といわれる日系人の中に占める日本人の数は3%を下回ると言われています。  109年前に、コーヒー園のコロノ生活に始まり、幾多の年月の中には志を果たせず、また過酷な労働の中で生を受 ...

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日本就労査証は解禁されるのか?=自民党提言書への本人らの声=デカセギ熱望と同時に不安点も

ブラジルの旅券

 昨年4~8月、CIATE(国外就労者情報援護センター)が在伯日系人三世、四世を対象に日本に対する意識調査を行った。10月に発表された結果では、自由記入欄に四世へのデカセギ就労ができる特別定住ビザの解禁を求める声や、回答者の周囲に訪日就労を望む四世が多数いることが分かった。日本側も四世ビザに関する検討を進める動きがあり、在日ブラ ...

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中前総領事、来月9日帰国=忘れようのない日系社会=「ルーツの種火をどう燃やすか」

帰国挨拶する中前総領事

 来月9日に2年の任期をおえて帰国する中前隆博在聖総領事(56、広島県)は16日夜、挨拶のため来社した。任期を振り返り、日系社会への感謝と今後の更なる日系社会の発展を願った。  13年9月から在ブラジリア日本国大使館公使として勤務し、15年6月から総領事に。15年に日伯外交樹立120周年行事で秋篠宮同妃両殿下をお迎えしたほか、今 ...

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《ブラジル》移民109周年=先人の勇気を思い起こせ!=文協で開拓先亡者追悼法要

焼香に列を成した法要の様子

 最初の移民船「笠戸丸」がサントス港に到着し、日本人移民がブラジルの地を踏んでから109年―。今年も「移民の日」を迎え、ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)とブラジル仏教連合会(佐々木良法エドアルド会長)共催による『開拓先亡者追悼法要』が、18日午後2時から文協大講堂で開催された。日系諸団体の代表者らを中心に約150人が参列 ...

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文科省調査=日本語指導必要3万人突破=最多はポ語のデカセギ子弟

 【共同】公立小中高校などに在籍する外国人の児童生徒のうち、日常生活や授業に支障があり日本語指導が必要な子どもは昨年5月1日時点で全体の4割に当たる3万4335人となり、過去最多を更新したことが13日、文部科学省の調査で分かった。前回調査の2014年度から5137人増で1991年度の調査開始以来、初めて3万人を超えた。  文科省 ...

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《デカセギ》知られざる在日日系社会の厳しい現実(下)

全盛期の賑やかなブラジリアンプラザ。ブラジル人バンドのライブ演奏(1996年12月撮影)

 日本の大手派遣会社アバンセの林隆春社長の話を聞き、「在日日系人の多くは、ブラジルの貧困層を日本に再生産しているだけ」という部分があると痛感した。デカセギブームが始まった90年代前半、「先進国日本に行くんだから、連れて行った子供もブラジルより良い教育が受けられるはず」ぐらいの楽観的な気分だったが、約30年経った現在、それが「単な ...

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《デカセギ》知られざる在日日系社会の厳しい現実(上)

在日ブラジル人コミュニティを長いこと見てきたアバンセの林隆春社長

 「35歳でオバアチャンっていうのが、あちこちにいるんだよ」――日本の大手派遣会社アバンセの林隆春社長が先月末に来社した折り、日本のデカセギ事情を聞いている最中に、そう言われて頭を抱えた。つまり、17歳ぐらいで出産を二世代に渡って繰り返している▼将来のことを深く考えずに訪日し、工場労働ばかりする両親は、子供の教育のことを考えない ...

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群馬県大泉町=4日プレ開館、来年は史料館も=ブラジリアンプラザ再出発=日系人がルーツを知る場所に

来社した林社長、高橋晃一事業部課長

 群馬県邑楽郡大泉町に『ブラジリアンプラザ』が4日に、ブラジル人向けコミュニティセンターとして改装されて再出発する。本格的な開館は来年6月の予定。施設内には外国人障がい者児童施設、パーティー会場、移民史料館の設置などが予定されている。同施設を所有するアバンセコーポレーションの代表取締役、林隆春さん(67、岐阜県)=愛知県一宮市= ...

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大耳小耳

 サンパウロ市のガルボン・ブエノ街160番の「バンリ・レストラン」で『寿司ハンバーガー』が販売されている。衣を付けて揚げた酢飯の間に、サーモンときゅうりの酢のもののクリームチーズ和えがたっぷりと入り、値段は25・90レ。名前はハンバーガーだが、形はサンドイッチのように三角形だ。酢のものと酢飯のほのかな甘さとサーモン、濃厚なクリー ...

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外務省有識者懇談会=日系社会との連携どう深める?=掛け橋的な高度人材育成に重点=訪日機会増加、関係の多層化

9日に行われた有識者懇談会の様子(出典・外務省ホームぺージ)

 「移住の延長線ではなく、日系人・日系社会を主題に」―。「中南米日系社会との連携に関する有識者懇親会」(堀坂浩太郎座長)は9日、今後の政策の基本指針となる報告書を、薗浦健太郎外務副大臣に提出した。日系人一人を含む7人の有識者が4回の会合を開いてまとめたもの。世代を跨いだ日系社会の発展と、日系社会との「協力」から「連携」へと重点を ...

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