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ボリビア 関連記事

《ブラジル》自然と繋がる神職者=沖縄伝統のかみんちゅ=「あなたを探しに来た」=石を通して神と対話

長浜さん

 沖縄県伝統の神職者「かみんちゅ(神人)」がサンパウロ市で活動している。2000年に沖縄県の神人に呼ばれ、修行を積んだ長浜ベアトリスさん(49、三世)だ。現在はブラジルをはじめペルーやボリビアなど他南米諸国の人々に「拝み」のやり方を教えたり、人生相談を受けている。  長浜さんは神人になる以前、家族と共に子供服専門店を経営していた ...

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《ブラジル》日系出版界の縁の下の力持ちが初めて自分の本

田中慎二さんの画文集『アンデスの風』

 「画文集を出すなんて、初めてで最後だな」と謙遜しながら、恥ずかしそうにほほ笑むのは田中慎二さん(82、福岡県)。この『アンデスの風』(146頁)は、1950年代のスケッチから新聞の風刺画、本の表紙やイラスト、最近のアクリル画まで200点以上が網羅された「作品で見る自伝」だ。  のっけから霧の中のパラナ松という、実にブラジルらし ...

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田中慎二画文集「アンデスの風」=サンパウロ市在住 中島 宏

「アンデスの風」の表紙

 田中慎二さんの新しい書籍「アンデスの風」が出版された。  これは絵画と文章とが同居したスタイルを持つ、ユニークな本である。今まで田中さんは「移民画家・半田知雄・その生涯」と「ブラジル日系美術史」などを執筆されてきたが、いずれもブラジル日系社会において、非常に重要な位置を占める労作である。  それらは、戦前から戦後にかけての、ブ ...

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東西南北

 JBSショックの仕掛人として、今年のブラジル・メディアをにぎわせた同社主のジョエズレイ・バチスタ容疑者が28日、上院で行われた社会経済開発銀行(BNDES)の不正融資問題の議会調査委員会(CPI)と、上下両院合同のJBSの汚職問題のCPIに召喚された。9月の逮捕以後、久しぶりに公の場に出るとあって、報道陣の注目を集めたが、当の ...

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シャペコエンセの悲劇の墜落事故から1年=その後、チームはさらに強く成長も

現在のシャペコエンセ(Sirli Freitas)

 28日、ブラジル、そして世界中のサッカーファンに衝撃を与えた、サッカー・クラブ、シャペコエンセを乗せたラミア航空2933便墜落事故からちょうど1年が経過した。  2016年11月28日、シャペコエンセはコロンビアのメデジンで行われる予定だった南米杯(スダメリカーナ杯)の決勝第1試合のために、ボリビアを経由して、コロンビアのラミ ...

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沖縄移民110周年が本格始動=実行委員会発足、忘年会も=「有名歌手が来伯するかも」

 ブラジル沖縄県人会(島袋栄喜会長)はサンパウロ市本部で23日午後3時から「沖縄移民110周年実行委員会」設立会議、その後の忘年会には約160人が集まり、政治経済が困難だった今年を無事に乗り越えたことを共に祝った。本紙取材に対し、島袋会長は来年8月に開催される沖縄移民110周年の概要を明かし、「これから本格に準備を進めていく」と ...

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山本喜誉司賞=高橋、石井、原本3氏に栄誉=表彰式は10日に

(左から)長井委員長、根岸委員、大森委員

 農業分野の功労者を顕彰する「第47回山本喜誉司賞授与式」が、10日午後7時から文協ビル貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。参加費100レ。  今年の受賞者は3人。サンパウロ州パラグアス・パウロスタ出身の高橋卓さん、ノーバ・グラナーダ出身の石井タカシさん、ヴァル・パライーゾ出身の原本薫さんが栄誉に浴した ...

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特別寄稿=孤立する米国、忍び寄る中国=資本主義支持の驚くべき増進=パラグァイ在住 坂本邦雄

メルコスル首脳会議の様子(7月21日、アルゼンチンのメンドーサで、Foto: Alan Santos/PR)

 地域の最近の世論調査によると、意外にもラテンアメリカの自由市場に対する好感のムードは記録的なレベルに達している。  更に驚くべきは、常に帝国主義を非難する左翼の大衆迎合主義政権の国々で、資本主義は最高の人気を集めている事だ。  Miami(マイアミ) Herald(ヘラルド)及びNuevo(ニュー) Herald(ヘラルド)各 ...

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サントス強制立退きや沖縄戦=同人誌『群星』第3号発刊=11日に合評会を開催

(左から)来社した高安宏治さん、宮城塾長、峰井由規さん

 「移民自身による手作りの移民史」を標榜する日ポ両語の同人誌『群星(むりぶし)』の第3号が先月10日に刊行された。ブラジル沖縄県人移民研究塾(宮城あきら塾長)が1千部を発行。11日午後2時からは同本部で同誌の合評会が開催される。  『群星』は15年から年に一度発行する。創刊号の巻頭で「戦前・戦後の埋もれた歴史を発掘して、より多く ...

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わが移民人生=おしどり来寿を迎えて =(78)=山城 勇

 その当時、総領事館職員となり、また報道機関に務めていた翁長助成は、この問題を解決する立役者として多くの共鳴者と共に立ち上がり、球陽協会を結成し、その初代会長となった。  即ち、県人会創立50周年の原点である球陽協会が1926年8月に結成されたのである。  第一回笠戸丸移民以来18年目にあたる。  然もその目的が県人同士の親睦だ ...

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