ホーム | 日系社会ニュース | 日本祭実行委が正式発足=山田、市川氏の続投決定

日本祭実行委が正式発足=山田、市川氏の続投決定

 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の9月度代表者会議が先月25日午後、文協ビル5階の県連会議室で行われた。ふるさと巡りでペルーに発った木原好規団長(和歌山)ら欠席の中、39県が参加した。
 南アゴスチーニョ氏(福岡)が7、8月度の会計報告を行なった。7月度は60万5020レの黒字、8月度は58万3056レの赤字となった。文協ビル51、52号室の購入に19万2934レ、第17回日本祭りの会場費に26万2610レと大型出費があったため。同祭に関わる最終的な会計報告は今会議までにまとまる予定だったが、今月の会議にずれ込む。
 次回の第18回日本祭りに向け、正式に実行委員会が立ち上がった。暫定委員として活動していた山田康夫(滋賀)、市川利雄(富山)両委員が昨年に続きそれぞれ委員長、副委員長として指揮を執る。山田委員長は「じきにパンフレットも完成し、来月からスポンサー集めなどに動く」と意欲を見せた。
 同委員長は改修中のイミグランテス展示場について、「トイレ、アルキバンカーダが将来的に撤去され、我々が設置する必要性も」とコスト増を危惧。「確実に黒字でないと第19回(2016年)の開催は厳しい」と、先々の見通しを語った。
 また本橋会長が「実行委員がボランティアとして活動することは限界。県連が交通費や協賛企業との会食費などの経費を負担してはどうか」と提案し、拍手によって承認がなされた。

image_print