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日本外務省=数次ビザ適用15日から=ブラジル人観光客の増加狙い

 将来の査証免除に向け進展があった。日本外務省は5日、サイトでブラジル国内に居住するブラジル国民(一般旅券所持者)に対する、短期滞在数次ビザの発給を開始することを決定した。今月15日から適用される。
 渡航目的が観光など、短期滞在に該当する者が対象となる。滞在期間は15日または30日で、有効期間は最大3年。その間なら何度も入出国が可能となる。
 これは安倍晋三首相が昨年8月にブラジルを訪問した際、二国間の交流促進に資する取組として、数次ビザを導入するとした方針を受けたもの。外務省は「これにより日本へのブラジル国民観光客の増加、ビジネス面での利便性の向上等、日伯間交流が一層発展することが期待される」としている。

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