12日、最高裁のルイス・アルベルト・バローゾ判事は、テメル大統領が元側近のロドリゴ・ロシャ・ロウレス氏の要請で特定の企業に恩恵をもたらす大統領令を出したという疑惑に関する捜査を行うことの許可を連邦検察庁に出した。同大統領には今週中、この件とは別に連邦検察庁からの2度目の告発もあると見られている。13日付現地紙が報じている。
バローゾ判事が認めたのは、連邦警察と連邦検察庁が5月18日に行った「パトモス作戦」で解析された、テメル氏と、当時下院議員だったロウレス氏が5月4日に行った通話などから生じた、サントス港の港湾企業に関する疑惑の捜査だ。