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ブラジルの民族音楽収録=札幌でCDを発売

1月22日(水)

 世界各国の先住民族に伝わる伝統音楽の収録に力をいれている札幌のCD制作会社ディスカバリーファームは、このほどサンバやボサノバのルーツとして知られる音楽などを収録したCD―ROM「ボンディア・ブラジル」を発売した。希少な民族音楽や独特の楽器など計約三百六十種類の音色を収め、文化伝承にも一役買っている。
 目玉の一つは、アフリカから奴隷として連れてこられた少数民族に伝わり、サンバやボサノバのルーツとされる「マラカトゥ」。いまも少数民族の間で宗教儀式の際に太鼓や笛などで演奏されることがあり、サンバに比べるとゆったりしたテンポが特徴だ。
 また、格闘技がルーツとされる舞踏「カポエイラ」に合わせて演奏する音楽や、針金とくりぬいた椰子の実でつくったブラジル独特の弓状の楽器「ビリンバウ」の素朴な音色を収めた。
 同社社員が昨年三月にブラジルに一週間滞在した。楽器独特の音色だけでなく、現地で活動するバンドによる生演奏を収録した作品は珍しいという。社員の片山明さん(二六)は「音楽好きな陽気なブラジル人気質も伝わる、躍動感あふれる仕上がりになった」とPRしている。
 CD―ROMは五千九百円。島村楽器(札幌市)などで販売されている。問い合わせは先は電話011・623・6662。(北海道新聞)

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