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東西南北

3月15日(土)

 サンパウロ州リベイロン・プレット市で十三日、母親と未成年の娘二人が家の中で死体となって発見された。警察によると、凶器は金づちとナイフ。少なくとも三日前に殺害されたもよう。警察はまだ容疑者の手がかりはないが、今週始めに消息不明となった父親を重要参考人として探している。三人の親戚は、父親が暴力をよく振るい、夫婦仲が悪かったと話している。
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 サンパウロ州ミラソル市で十二日、七十歳の男が現行犯逮捕された―。理由は「ネコを捕まえて食べるという動物虐待行為」。警察は同日、皮をはがされている途中のシャムネコと、袋の中にいたもう二匹のネコを発見。またネコ用のおとり箱も見つかった。一人暮らしの男は貧乏で、食料困難のため数年前からネコを食べるようになったという。
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 サンパウロ州リベイロン・プレット市で九日、十年前に死亡した少女の遺体が、腐乱せずに保存されていたことが分かった。少女の叔父が死亡し、埋葬するため一家の墓が開かれたが、墓地職員は少女の遺体を見て驚いたという。遺体は水分を失っただけで腐敗の様子はなかった。同市法医学研究所側は、遺体がミイラ化した可能性があると述べている。
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 サンパウロ連邦大学心理学部の研究者が瞑想調査のために百人のボランティアを募集している。調査は、瞑想が肉体と精神に安らぎを与え、集中力と自己統制能力を高めると話す瞑想信奉者の根拠を探ることを目的としている。ボランティアの条件は十八歳から五十歳までの健康で瞑想未経験者の男女。詳しくは(11)5575・1677番まで。募集は四月三十日締め切り。

 

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