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基金が「日本人の身体を読む」テーマに講演会など

3月22日(土)

 二十五日から二十七日まで、国際交流基金サンパウロ文化センターでは「日本人の身体を読む」を基調テーマに、講演・出版記念会、DVD・ビデオの上映会などを行う。サンパウロ・カトリック大学東洋学研究センターと同身体芸術学部が協力。日本人が表現した身体のイメージをブラジル人がどのように受け止めているか、に迫る。
 二十五日午後二時半から、「マンガにおける日本人の理想身体像」「浮世絵における身体に表現」「三島由紀夫の世界における身体の美学」「谷崎潤一郎の身体描写」などについての講演。ドキュメンタリー「三島由紀夫」の上映や、ブラジルで舞台化された、谷崎潤一郎原作「鍵」のシナリオ朗読もある。会場は同センター多目的ホール。
 二十六日午後七時半から、大竹トミエ・インスティツット(ファリアリマ通り201)で舞踏家大野一雄さんの写真集の出版記念会。
 二十七日午後二時から、DVD「大野一雄の世界」の上映。「身体の危機・暗黒舞踏の今日性」についての講演とビデオ「舞踏の隠された映像」の上映。同センター多目的ホールで。
 インターネットでの申し込みが必要。アドレスはwww.fjsp.org.br。詳細問い合わせは同センター(電話3141・0110)。

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