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日本移民記念射撃大会=藤永さんが総合優勝

4月9日(水)

 ノーバ・バンデイランテス射撃協会(山本恒夫会長)は五日午後三時から、ドゥルバル・ギラマンエス・スポーツ協会(サンパウロ市ビラ・マリア区ガベア街一三四八番)で『日本移民記念射撃大会』を開いた。
 大会は二十二口径ライフルでの競技となり、総合点と六発のみの合計点を競う六〇〇点競技で競われた。
 初めてライフルを手にしたという栃木真由美さんは「玉が発射される時が凄い快感。また機会があれば参加したい」と話していた。
 参加者たちは二十五メートル離れた的に銃口を向け、神経を集中させて、引き金を引いていた。
 七八年から始まったノーバ・バンデイランテス協会の射撃大会は今年で二十五年目を迎えている。
 山本会長は「今年の大会は今回で最後。今回総合優勝した藤永さんのこれからの活躍を期待したい」と話していた。
 総合点優勝・藤永則広(六二〇P)、六〇〇点競技優勝・堀江剛史、新人優勝・堀江剛史(五七〇P)、男性の部=一位・ジェイルソン・アルメイダ・リマ(五五〇P)、二位・山口陽平(五三〇P)、三位・オオカワラ・マルシオ(五二〇P)。女性の部=一位・パウラ・キヨハラ(二五〇P)、一位・栃木真由美(二五〇P)、三位・ケイコ・山本(一四〇P)。

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