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東洋紡が業務拡大=ハイテク製品の輸入も

4月24日(木)

 繊維部門やプラスチック、バイオ化学、農畜産部門で年間三十二億ドルの売上を持つ東洋紡は、ブラジル国内の業務を拡張することになった。
 この決定により、従来は国内市場に導入していなかった製品のテスト販売を行う。ブラジル東洋紡の年間売上一億二千万レアルのうち、現在のところ九〇%は糸と繊維製品だが、今後は日本本社の多岐にわたる業務をブラジルに導入する方針。
 同社のアサダ・トオル代表は、今後、ブラジル国産品に類似品のない日本本社のハイテク製品を輸入する予定になっているとコメントする。下請け制度が成功したことで、同社の営業形態が今後変更される可能性が高い。昨年度は戦略的なサポートを行い、商談交渉を自立させるためにトヨタホールディングを設立している。(ガゼッタ・メルカンチール紙)