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東西南北

5月9日(金)

 武器、弾薬の販売禁止法案が上院議会で再び提出される予定。同法案は九九年にも提出され、〇一年には憲法・法務委員会でも承認されたが、いずれも強力なロビー活動の結果、禁止が制限に変更・緩和された。五日に発生した女子大生狙撃事件により、同法案の議論が高まると期待されている。サンパウロ州では九七年に武器所持が制限され、年間許可数が八万件から二千に減少した。
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 ブラジル観光公社が昨年度の当国観光調査を発表。昨年ブラジルを訪れた外国人観光客は三百八十万人で、二〇〇一年より二〇%少なく、メキシコの観光客数の五分の一に相当する。世界観光ランキングではブラジルは三十四位。観光客は、六時間以上機内で過ごす必要がある場所を嫌う。例えばバイア州の美しい海岸に行くには、サンパウロ市で国内機に乗り換える。米国人にしてみればカンクンに行った方が早い。またブラジルだけの観光特徴がない、犯罪率が高い、路上のゴミが多い、渋滞がひどい、観光情報センターに乏しいなど、ブラジル観光状況の改善点は絶えない。
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 六日、エスピリト・サント州カリアシカ市で二つの子宮を持つ女性(二八)が双子の赤ちゃんを産んだ。男女の二卵性双生児で、各子宮でそれぞれ妊娠。予定日より二週間早く、帝王切開で取り出された。二人は保育器に入れられており、母子共に元気だ。担当医は、二つの子宮は突然変異によるもので非常に珍しいケースと説明している。

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