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東西南北

2005年12月27日(火)

 輸出業界には手痛いレアル高だが、メリットも―。ボベスパ上場企業一八六社を調査した結果、昨年九月以降一年間にドル建て債務が九二〇億レアルから七三〇億レアルへと減少したことが判明。企業別ではCVRD社が減少額のトップ。
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 九五年には富裕層一〇%と極貧層一〇%の平均所得が四二三〇と九六レアルだったが、〇四年には三三〇五、五八レアルへとそれぞれ減少、格差は拡大。極貧層の勤労所得が減少し、政府への依存度が高まっている。
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 ミナス・ジェライス州トレス・ラゴア市で拉致された生後九カ月の双子が二十四日、身代金二〇万レアルを払って解放された。警察は通報を受け事件の推移を知りながら何も出来なかったことで、この種の犯罪が同地方で常習になると話題になっている。事件は牧畜業のブーニング氏宅を二十一日午後一時、二人組が襲い宝石を出せと脅した。妻が宝石を見せると、幼児のことだといって連れ去った。夫は二十三日、身代金を指定の場所に持参。幼児二人は市内の空き地に置いたと連絡を受け救出。
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 二十四日夜、サンパウロ州アチバイア市の丘で悪天候のためヘリコプターが墜落、パイロットの男性(36)が死亡。
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 十九日以降、父親にお昼の弁当を届けに家を出たきり行方不明になっていたチアーゴくん(9)が二十五日、道中の草むらに開いていた深さ二〇メートルの井戸の底にいたところを父親と叔父に発見され、駆けつけた消防隊員らに救出された。擦り傷を負い、水を飲んで飢えをしのいでいた男児は疲れきっていたが無事。父親のベネジットさんには特別なクリスマスプレゼントとなった。

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