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県費留学生OBらが活躍=第一回東北六県北海道運動会

5月21日(水)

 「みんな同じズーズー弁だから、気があって楽しかったよ」。第一回東北六県北海道親睦運動会が、十八日午前九時頃からオザスコ文化体育協会(ACENBO)で開催され、参加者からはそんな声も聞かれた。
 十九回を数える同ブロック演芸会を支えてきた各県人会青年部が中心になって、今年から新しく運動会を始めた。リベルダーデやスザノからのバス四台をはじめ、参加者は四百人を超える盛況だった。半分近くは青年とその子どもで、若い活気が会場にあふれた。
 二十六種目も行われた競技の中で特に、青年男性が会場から〃嫁〃と〃姑〃を募ってゴールする「嫁探しゲーム」や、子どもの「玉入れ」などでおおいに盛り上がった。当日の運営では県費留学生・研修生OBが張り切る姿が見られた。
 昼食時には、各自が持ち寄った弁当を同文協講堂で、仲良く家族で囲んで食べていた。福島県人会が白虎太鼓を披露し、会場から喝采を受けた。
 最後の競技は紅白リレーで、下は三歳から上は五十歳ぐらいまで、各チーム五十人ほどが激走し、抜きつ抜かれるの大激戦を繰り広げ、会場をおおいに沸かせた。
 岩手県人会の千田昿暁会長は「初めてにしては参加者が多かったと思う。来年はもっと参加者が増えるのでは」と感想を述べた。

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