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新しい野球大会企画=サンパウロ州内各球場で 12チーム参加

5月29日(木)

 サンパウロ野球連盟(オリビオ・エイジ・サワサト会長)は、六月一日からサンパウロ州各会場で「第一回パウリスタ野球大会」を催す。サンパウロ州各地から、十二チームが参加し、A、B各リーグに六チームごと分かれて、二カ月の総当たり戦を行う。各リーグ、上位二チームが決勝トーナメントに進出。全チームが七月二十七日の決勝を目指して戦う。
 大会に先立って、六月一日午前八時から、ボンレチーロ・ムニシパル球場で、開会式が行われる。その後、九時から開幕試合グァルーリョス対ジェセブスで熱戦の火蓋が切られる。
 来社したサワサト会長は、「野球の面白さをサンパウロの人々に伝えるためにこの大会を催す。ブラジルの甲子園と呼ばれたボンレチーロ・ムニシパル球場に、再び野球関係者を集めることも目的の一つだ。二〇〇七年には、リオ州で世界大会も行われる予定で、それを目指してブラジルの野球レベルをもっとあげて行きたい」と、熱意を語った。
 大会は、サンパウロ州各地区で行われ。入場は無料。二レアルで販売される大会のパンフレットには各チーム紹介の他に、DVDデッキ、ウルグアイへの旅行券が当たる抽選券も付く。パンフレットは、各試合会場の他、同連盟でも販売する。

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