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移民95周年=エスタード紙が特集=祝宴ムード盛上がる

6月3日(火)

 今月十八日、日本人がブラジルに移民を始めて九十五周年を迎える。県人会など日系団体はもとより、エスタード・デ・サンパウロ紙など国内マスメディアでも日本が紹介され、祝宴ムードが盛り上がりつつある。
 エスタード紙は二日、「オ・ジャパオン・ノ・ブラジル」(=写真)と題し日本移民九十五周年を記念した特集号(十ページ)を発行。内容は、(一)日系資本、ブラジルに新たな進出(二)日本の出稼ぎ、母国に年間総額二百五十億米ドルをもたらす(三)移民の栽培技術がブラジル農業を変える(四)日本に逢える街、リベルダーデの歴史(五)フェジョンの国の寿司、刺身――など多岐にわたる。
 また同日午前八時から約十分間、レコルジTV局(7チャンネル)のニュース番組「ボン・ディア、ブラジル」でブラジル日本文化協会の吉岡黎明副会長が出演。日の丸ハチマキ姿のレポーターからインタビューを受け、日本の習慣や出稼ぎ事情などについて、にこやかに語っていた。

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