6月4日(水)
だるま塾(森脇礼嗣塾長)とブラジル日本交流協会(山内淳会長)は、二十五日に恒例の「歩けば楽しい」がテーマの遠足を催した。遠足には、例年を上回る八十人近くが参加。今年は最年少五歳、最年長八十四歳で、ペースの違いに苦労した模様。道中はたいしたけがもなく、天候にも恵まれ参加者は大いに遠足を楽しんだ。
午前七時にだるま塾を出発した一行は、山麓付近でリベルダーデ歩こう友の会二十五人と合流。午前十一時過ぎには、全員が山頂に到着した。今回もだるま塾OB達の協力があり、緊急時の随伴車や、山頂で冷えたビールなどが提供された。山頂で昼食をとったあと、午後一時過ぎには下山した。今年は前日に降った雨のおかげで、例年にないサンパウロ市の景色を山頂で拝めたようだ。
「現代の子どもたちは、車社会にあって歩くことをあまりしない。ゆっくり歩いていけば途中いい景色があることや、登山時に山を一歩一歩引き寄せる感覚を、子どもたちに味わって欲しい」と、森脇塾長は長年続く遠足にかける意気込みを語った。
「最も今は、毎年ピッコ・デ・ジャラグアに登ることが健康のバロメータにもなっている」と、森脇塾長自身の楽しみ方もあるようだ。