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東西南北

7月24日(木)

 サンパウロ州ソロカーバ市で二十三日午前、セスナ機が墜落し、一人が死亡、二人が負傷した。同機は同州リンス市から離陸し、ソロカーバ空港に接近した時に墜落した。操縦士は即死した。副操縦士と乗客(機体の持ち主)は軽傷を負った。機体の落下で、家屋四棟と乗用車三台に被害が出た。電線も切れ、墜落現場付近は停電になった。機体は爆発する恐れがあり、消防隊は現場付近の住民を避難させている。
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 リオ市の第七十三警察署市警は二十二日、サンパウロ市から輸送してきたアンゴラ行きコンテナーの中に、コカインを装てんしたトイレの便座三十五個を押収した。コカインは十二キロ詰め込んであった。市警の話ではコカインはコロンビアかボリビアからサンパウロ市へ入り、アンゴラ経由で欧州へ発送されるはずであったとされる。容疑者は、まだ判明していない。
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 留置所から逃亡した男(二三)が二十二日、カンピーナス市内にある第二警察に戻ってきた。男は二十日に留置されていたほかの二十一人とともに同警察から脱走した。警察によれば、この男はひもじい思いをしたくないという理由で留置所に帰ってきた。男は記者には、自分の名前を汚したくなかったと話している。
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 二十二日未明、サンパウロ市ベラ・ヴィスタ区のランショネッテ(軽食店)を襲った強盗二人と、そこで食事していた警官が撃ち合いとなった。警官は右胸を撃たれたが、シャツのポケットに警察手帳とカードを何枚か入れていたため、かすり傷で済んだ。強盗の一人は撃たれたが、結局二人とも逃げた。

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