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石田聖総領事が就任披露=公邸に200人集め立食

10月22日(水)

 先月八日に着任したばかりの石田仁宏サンパウロ総領事は二十一日正午からモルンビー区の公邸で就任披露パーティーを開催。在サンパウロ各国総領事、サンパウロ州・市政府関係者、日系団体代表ら合わせて二百人あまりが出席した。
 石田総領事は恵子夫人とともに玄関に立ち、来場者ひとりひとりを握手で出迎え。英語やスペイン語をまぜながら終始にこやかにあいさつを交わしていた。招待客は目の前で調理されるてんぷらや、すしの味を楽しみながら歓談。パーティーは午後二時過ぎまで続いた。
 「グローボ」「ベイジャ」などブラジル大手メディアの記者、警察幹部、サンパウロ州工業連盟(FIESP)理事にまで及んだ招待客の中には、映画監督の山崎チズカさん、造形作家の豊田豊さんら文化人の姿も見られた。
 総領事館ではサンパウロ市にある八十七カ国の総領事館(名誉総領事を含む)に招待状を送付。うち三十四カ国の総領事(同)がこの日集まったという。
 石田総領事は「各国の総領事が集まる会があるので顔見知りの仲もいた。アメリカ、中国、韓国などの総領事にはすでに個別に会っている。でも、フィンランドの総領事(=写真)は初めてですね」と語っていた。

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