ホーム | 日系社会ニュース | 自由な発想の作品多数=日伯工芸美術展7日から

自由な発想の作品多数=日伯工芸美術展7日から

10月30日(木)

 ブラジル日本文化協会(上原幸啓会長)および同工芸委員会(川上久子委員長)とサンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)は共催で、十一月七日から十二日まで文協大サロンで第七回日伯工芸美術展を開催する。月~金曜は午後二時から同六時まで。土、日曜は午前十時から午後六時まで。
 今回の展示されるのは四十五人の作品約百三十点。その他、貴賓室には招待作家や、三十年以上制作しているようなベテラン作家の作品なども展示される。今回の傾向について、セラミカ作家の生駒憲二郎委員は「日本的な伝統的なものより、ブラジル的な新しい、自由な発想のものが多い」と解説する。
 美術展にはセラミカを中心に、織物、金属、木彫など様々な分野の作品が集まっている。六割が非日系の作家という。工芸賞、トリアルテ賞、アクリレックス賞などの表彰もある。イナグラソンは六日午後七時から。

image_print