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大志万に強力助っ人=サンバから剣術まで

11月6日(木)

 大志万学院と松柏学園に新しい助っ人が二日に来伯した。東京のシュタイナー学校で体育などを教えていた平松大和さん(三七、東京都葛飾区)で、日本語、武道(剣術、空手)、書道などを教える文武両道派だ。
 先頃、倫理研究所からの援助で、アクリマソン区の新校舎建設への目途がついた同校だが、今回も同研究所からの紹介で、期間は一年間。日本語教授法は、新宿日本語学校で習った。
 平松さんは「日本の方が、どんどん日本らしさを失っている。特に教育界は。全人教育を考えるために、ここはいい場所だと思う。こちら発で、日本の教育を刺激していきたい」と力強く語る。
 来伯は二回目で、ブラジルとの縁は幅広く、四年ほど前から東京のサンバ学校クルゼイロ・ド・スルで打楽器やダンサーもしており、ブラジル音楽に高い関心を持っているそう。

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