ホーム | 日系社会ニュース | 草相撲の伝統伝える=愛好会ベテラン大会

草相撲の伝統伝える=愛好会ベテラン大会

11月11日(火)

 サンパウロ相撲愛好会(土屋ニコラウ会長)は、十六日午前九時からボン・レチーロ常設土俵で第四回ベテラノ相撲大会を行う。年齢区分は幼年、少年、ベテラノ(四十歳以上)の三つで、女子相撲は全階級がある。ベテラノ相撲では、七十歳代の参加もある。
 同大会は、来年二月の初場所までブラジル相撲界今年最後の行事。相撲の伝統を次世代に伝えるべく、還暦相撲、土俵入りなどを計画している。
 案内に来社した北原龍造名誉会長は「日本ではこのような草相撲は最近なくなっている。日本の伝統を伝える意味でもこの相撲を後世に残していきたい」と訴えた。
 なお、正午には相撲界先没者に対して慰霊祭を行う。来場者には昼食が用意され、休憩時間にはビンゴもある。問い合わせは、バー金太郎(電話3277・9124)まで。

 

image_print