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東西南北

11月18日(火)

 「犯罪組織PCC(首都第一コマンド)が、ダイナマイト二十キロを使ってサンパウロ市のショッピングセンターを爆破しようと計画している。ただの噂かもしれないけれど、気を付けてください」というEメールを送信した二十歳の女性とその父親が逮捕され、懲役四年の刑に処されるかもしれないという。父親は十二日、最近盗まれたダイナマイトがPCCに悪用されるという噂を会社で聞いたと娘に話し、娘は数人の友人に注意を促すメールを送信。それがどんどん広まっていき、企業や銀行、サンパウロ州保安局も同メールを受信した。警察はメールの発信源を突き止め、父娘を逮捕したという。「悪気はなかったとはいえ、社会に大きな影響を与えた。この場合、メールを発信した人のみが摘発される」と、警察側は述べている。
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 リオ市バーラ・デ・チジュッカ海岸で十六日、荒波によりボート二隻が沈没、一人が死亡した。また同一海岸で午後、ジェット・スキーが二台運転を誤って岩盤上に乗り上げた。これは軽傷で済んだ。同海岸で十五日、海軍の巡視艇を操縦中のマリアノ軍曹と他二人が高波に襲われ、軍曹は殉職した。同海岸で十五、十六の二日間で、二百六十人が荒波から救助された。
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 十三日夜、サンパウロ市西部ジャルジン・ヨーロッパ区フランサ街で八十五歳の母と六十一歳の娘が死亡しているのが見つかった。娘の胸には四発の弾の跡があった。同日午後七時半ごろ、警備員が母子の住宅から煙りが上がっているを発見、消防署に通報した。警察は他殺と自殺、娘単独の自殺の三つの可能性を指摘している。犯行に使われたピストルは見つかっていない。検視は家のドアが破られた可能性はないと言っている。

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