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東西南北

 ダッタフォーリャが行った調査によると、ルーラ元大統領が逮捕された現在においても、労働者党(PT)が国民に最も人気のある政党で、支持率が20%あることがわかったという。PTは1999年以来、国内で最も支持されている政党だ。ジウマ前大統領の罷免騒動の際はその人気が9%に落ち込んでいた時期もあったが、現在はまた盛り返してきているという。2位は現与党の民主運動(MDB)の4%で、民主社会党(PSDB)が3%に続いている。この政党人気の高さだと、ルーラ氏が大統領選出馬を断念した場合、代替候補がかなり健闘することも予想されるが、そうなれば大統領選はますます大混乱になるだろう。
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 サンパウロ市モノレール15号線は、ジェラウド・アウキミン氏がサンパウロ州知事を退任した6日に3駅が開通した。だが、開通後は工事のペースが落ちているという。同線は現在、今後開通予定の4駅を工事中だが、近隣のレストラン経営者によると、「以前は1日に200人ほど来ていた工事関係者が、今は50人から100人に減っている」という。また、開通した3駅の限定時間内の運営本数も少ないという。次の開通はいつになるか。
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 今日25日のサッカーのリベルタドーレス杯で、パルメイラスは敵地ブエノス・アイレスでボカ・ジュニオルズと対戦する。前回11日にパルメイラスの本拠地アリアンツ・パルケで対戦したときは1―1で引き分けたが、今回はどうなるか。この試合で首位を保つと、パルメイラスはグループ・リーグ突破に大きく近づく。

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