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日本語地図がかける=基金センターの調査後に

11月20日(木)

 国際交流基金日本語国際センター(埼玉県浦和市)は二〇〇三年度海外日本語教育機関調査を全世界で実施している。サンパウロ日本語センターは、日本語普及センター(谷広海理事長)と協力。関係団体にアンケート用紙を五百枚以上配布した。既に、回収・仮集計に入っている。
 この事業は日本語教育の現状把握を目的にしたもので質問事項は設置主体、教師数、学習者数、学習目的など三十三項目。
 ブラジルでは独自に地域別の学校数なども調査。阿部尚久日本語センター主幹は「ブラジルの日本語地図がかける」と話す。仮集計は今年中に終了する見込みだ。
 国際センターは四月に全世界のデータ分析を開始、八月ごろに「海外の日本語教育の現状」と題する書籍にまとめる。
 調査はこれまで、五年に一度、実施されてきた。今後は三年に一度の割合で行い、情報をより早く更新する。

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