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世界の怪魚釣り=武石さん=すでに14カ国で

11月22日(土)

  世界の怪魚を釣りして歩いている武石憲貴さん(三〇)=秋田県秋田市在住=がこのほど来伯、ルーズベルト川(AM)、ニャムンダ川(PA)でトゥクナレ釣りに挑む。十四日午前に来社した武石さんは「アマゾンは世界最大の釣り場。昔からのあこがれでした」などと語った。
 トゥクナレはどう猛な魚とされ、糸に掛かった時の引きの強さが釣りキチを魅了。「世界最高のゲームフィッシュ」だ。
 自身のホームページ(http://www.h6.dion.ne.jp/~monster)で、「とりあえず百匹、最低六十センチを釣ってきます」と宣言する。
 実は、大学の卒業記念でアマゾン釣行を計画した。治安上の問題から断念。この九年間、心の中でくすぶり続けてきた。
 目標に掲げるのはピラーニャ・プレッタ、アロワンナ、ドラード、カシャーラなど十種。「得体の知れない大きな魚に出会えるかもしれない」と心を弾ませる。
 サンパウロ近郊の釣り堀とソロカバナ線のプレジデンテ・エピタッシオ(SO)で体を慣らして、二十一日にポルトベーリョ(RD)に。
 マナウスを経由してベレーンに向かう。途中、マデイラ川やアマゾン川の支流にも入る。来月、中旬ごろサンパウロに戻る予定。
 これまで、ロシア、ミャンマー、ネパール、インドなど十四カ国を訪れ、ノーザンパイク、スネイクヘッドなどをものにした。夢は、「世界中の怪魚をすべて釣ること」だ。

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