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■ひとマチ点描■和太鼓・蘭・アニメ

12月9日(火)

 六、七の両日、リベルダーデで開かれた第三十五回東洋まつり。主催側が心配していた雨も降らず、絶好のまつり日和となった。いつものことながら、特設舞台前に陣取るのは日系ばかりではない(写真)。
 初日の舞台発表の目玉は太鼓と師匠級の日本舞踊だったが、微笑ましかったのは、リベイロン・ピーレスの子どもたちによる「よさこいソーラン」。年長と幼年のグループに分かれて踊りを披露したが、幼年グループで、振りが遅れがちになっていた女の子が一人。最後のポーズを恥ずかしそうに決めるやいなや、周囲の大人から拍手喝采を受けていた。
 この週末、文協では蘭展、金属労組会館ではアニメ・イベントが重なった。ヤキソバ、和太鼓、ラジオ体操、太極拳、アニメ主人公の格好をしたブラジル人娘、両手に蘭を抱えた御婦人たちがあちこちで交差する。これぞ現代の東洋人街――。

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