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本願寺住職を23年間=遠藤さん惜しまれて退職

12月13日(土)

 二十三年の長きにわたりマリリア真宗本願寺の住職を務めてきた遠藤六夫さん(法名 釋信修)が、このたび健康上の理由で退くことになり、十一月二十八日夜、仏教会、婦人会、マリリア楽団の共催で送別の宴が行われた。
 多数の関係者が家族連れで別れを惜しみに集まり、マリリア楽団の演奏も加わり、大変盛大な催しとなった。
 遠藤さんは一九二〇年二月二十日に福島県で生まれた。三五年四月二十九日、十四歳の時にサントス丸で移住。モジアナ、パラナ方面で農業に励んだ後、五十歳から仏道修行を始め、三年間、マリンガ本願寺住職も務めた。マリリアへ来たのは八一年一月十六日で、以後二十三年間、八十三歳の今日まで住職の大任を果たしてきた。

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