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写真展「グァルーリョス」=岸さんが国際空港で

12月20日(土)

 写真家の岸正巳さん(七四)が二十二日から一カ月間、グアルーリョス国際空港第一出発ゲートで個展を行う。テーマは、グアルーリョス市の歴史。同市が四百周年祭を迎えた際の、街並みを中心に展示。
 岸さんは、一九三五年に大阪から渡伯し、翌年から同市に滞在。五四年からはジョルナルド・グアルーリョスの報道写真家として活躍した。写真家の顔とともに、同市の数少ない歴史を語る生き証人の顔を持つ。
 「ブラジルは歴史を振り返ることをおろそかにしている。同市の歴史を語れるひとは私を含めて数えるほどしかいない」と苦言を呈する。
 「写真展では当時の活き活きとした人々の顔を見ることが出来る。是非ご覧になってください」と呼びかけていた。
 なお二十二日の午後一時からイナグラソンがある。

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