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コラム オーリャ!

 「救済会はいつも、ぼつぼちです」
 今年いっぱいで定年となる吉安園子事務局長がよく、言っていた言葉だ。団体自体に派手さはないが、使命を確実に果たしたいとの思いが込められている。
 サンタクロースのモデルになったのは、ニコラス司教。今のトルコに実在した人物で、貧しい人や子供を助けたことで多くの人に親しまれたという。
 救済会創立者の故渡辺マルガリーダさん(初代会長)はカトリックの信徒だった。憩の園にある顕彰碑の碑文には、「隣人を愛せよ」と記されている。
 吉安事務局長は、マルガリーダ女史から薫陶を受け、その教えを実行。後進に会の精神を伝えていく役も担った。四十五年間、お疲れ様でした。         (古)

03/12/25

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