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「愛と汗」を語る=修養団から久世講師

1月6日(火)

 ブラジル修養団連合会(桜井仁会長)に、四日、日本の財団法人修養団から久世郁夫講師が到着した。二月十一日までの日程で、サンパウロ州、パラナ州の各日系コロニアをまわり講習会を行う。五日、同会の桜井会長、蓮沼芙美雄総務とともに、案内のため来社した。
 久世講師は「我々のモットーは『愛と汗』。ボランティアなどを通じ、思いやりを持ちながら社会に奉仕していきたい」と意気込みを語る。講習は、各文化協会の日本語学校の生徒が中心。同会の蓮沼総務によれば「講習には、毎回八十人近く参加する」と明かす。久世講師は「我々の講習を通じて日本文化を知りたがっている様子だ」と分析する。
 久世講師は一九五二年生まれ、北海道出身。同団で講師、教育事業部担当部長をつとめるかたわら、国立教育政策研究所嘱託を兼任する。過去二回ブラジルに来伯経験を持つ。

 

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