■ひとマチ点描■ブレイク・ダンス

2月11日（水）

　一九七〇年代、ニューヨーク市サウス・ブロンクス区で誕生したＢ―ＢＯＹＩＮＧ（通称ブレイク・ダンス）。時折、公園や駅前で見かける、アクロバティックなダンスだ。日系人子弟の間でも、そのブームは継続中。
　アルモニア学園（松田ヒロコ代表）で学ぶ四人もダンス・グループ「Ｂ―Ｔｒｉｂｅ」を結成。ダリウス藤沢君（リーダー、一八、東京）、ウィリアム幸男君（一六、群馬）、フェリペ町田君（一八、長野）、ファービオ西田君（一七、群馬）がメンバーだ。幼い頃に出稼ぎ目的の両親に連れられ日本へ。一年前、ダリウス君の呼びかけに三人が呼応した。
　指導者はいない。パソコンの動画などで動きを研究する毎日。「今年から公園行ったり、チームダンスを取り入れたりしたい」とダリウス君。ダンス中の彼らを見かけたら声援を。　　　　　　　　　　　（佐）