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桜など520本植樹=50年祭委、USPで

2月18日(水)

 戦後移住五十周年記念祭委員会(中沢宏一委員長)は、去る一月三十日午前九時から、サンパウロ市制四百五十周年、サンパウロ大学創設七十周年を記念し、同大学構内プラッサ・ド・ソールの丘で植樹記念式典を行った。委員会では、植樹事業は継続するが、今回が最後の記念植樹としている。
 市制四百五十年を記念して四百五十本、大学創設七十年を記念して七十本、合計五百二十本のイッペーやクワレズメイラ、桜が植えられた。来賓、大学関係者を含めおよそ百人が参加した。
 大学構内にはすでに一千二百本近くの桜が植えられており、今回はイッペー、クワレズメイラが主体だった。逢坂和男・南米大神宮宮司が植樹を祝い、玉串を関係者が捧げた。石田仁宏総領事、小松雹玄JICA支所長、メスキッタ・大学都市市長、中沢委員長らがあいさつした。
 植樹場所は、大学構内で一番の高地で夕日が沈むのが見える丘として知られている。催しの最後に、ひまわりグループによる太鼓演奏が行われ、その後、雨の続くサンパウロでは珍しく晴れた日差しのなかで、シャンパンを抜いて祝った。

 

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