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東西南北

3月 2日(火)

  パウロ・マルフ元サンパウロ市長の弁護士は、銀行勘定照合表を証拠に同元市長を起訴することはできないと主張している。同元市長とその家族は、八四年から九七年までの間、ジュネーブのシティーバンクに口座を開けていたとして告発されている。しかし、元市長はパリに唯一の口座を開けているだけで、不正に海外送金したり資金洗浄した事実はないなどと否定している。
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 サンパウロ州内を走る国道での交通事故件数はカルナバル休暇の間、前年同期と比べて一七%減った。軍警によると、今期は事故が二百四十八件で十四人が死亡、百三十六人が負傷した。件数は減少したものの、依然として運転者の不注意が指摘されている。同期間の交通違反件数は千百三十二件で、うち八十四件が速度違反、百三十六件がシートベルトの着用を怠っていた。
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 モザンビークのナンプラ市で二十三日、ブラジル人女性(五三、助祭=神父の助手)が自宅アパートで死んでいるのが見つかった。地元の警察は、二十一日に殺害されたものとみている。事件直前、カトリック宣教師四人が地元のラジオを通じ臓器移植のために子どもたちが殺害されていると訴えた。殺害された女性は一九九八年七月から同国に住み、神父の手伝いとともに福祉活動を行っていた。
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 個人の所得申告受け付けが一日から開始された。申告は四月三十日午後八時まで受け付ける。申告の方法は〇三年と同じ。国税庁によると、千八百万人が対象となっている。

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