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東西南北

3月10日(水)

  サンパウロ州とリオ州で、エイズ患者の診断に必要な試薬が二月中ごろから不足している。この試薬は白血球の数を調べるのに使用されるもの。サンパウロ州では二十五の実験室で一万五千人のエイズ患者の血液検査をしているが、試薬不足で半分の患者にしか対応できないでいる。患者は病状の進行具合が分からず、不安な毎日を過ごしている。
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 ショッピングセンター『ボアヴィスタ』が四月二十六日、サンパウロ市南部サント・アマーロ区にオープンする。同市内で七十二店目のショッピングセンターとなる。〇五年までに、モッカ区とイタケーラ区にもそれぞれオープンする。ショッピングセンターの利用者は月に延べ三千四百万人で、〇三年の売上総額は九十億レアルだった。関係者は共倒れの可能性はない、と強気だ。
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 オザスコ商店従業員組合長(四一)が七日午前十一時半、大サンパウロ市圏カラピクイーバ市で行われていた国際婦人デーの記念式典会場で射殺された。同組合長は頭部に五発、胴体に七発被弾した。目撃者によれば、犯人は組合長の名前を呼んで発砲したという。犯行後、オートバイに乗って逃走した。検察局は八日、単一労センター(CUT)組合員の安全を確保するよう指示した。
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 麻薬密売組織の首領ベイラ・マール(服役中)の義兄弟ペルネッタ容疑者(三十六)が、麻薬密売の容疑で入院中のジュンジアイー市の病院で逮捕された。同容疑者は以前、殺人の容疑で逮捕されていたが、人身保護令の適用を受け仮釈放された。同容疑者はパラナにある自分の農場とコカイン千キロを交換し、その到着を待っていた、と警察は発表している。

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