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日本間作ってあげたい=援協、「あけぼのホーム」に

3月20日(土)


 お年寄りに日本の空間を味わせてあげたいー。サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)傘下のあけぼのホーム(竹村英郎ホーム長)に日本間をつくる方向で、話が進んでいる。
 菊地義治第五副会長が友人である山形工芸店の斉藤保さん(五七、山形県出身)と施設を訪れたところ、同氏が自身の仕事を活かした協力を申し出た。上の兄弟二人も趣旨に賛同した。 
 機能回復室の一角を予定し、大きさは三・八メートル×七・四メートル。十畳の畳みをはり、床の間も設ける。障子と欄間も付ける。
 関係者は「入所者はいつもベッドで寝ています。たまに、床にも横になれたら、喜ぶのではないでしょうか」と話している。

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