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「厚生ホーム」家具類一新へ=日本財団、購入費を援助

3月20日(土)

   日本財団(曽野綾子会長)がサンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)傘下の老人ホーム、サントス厚生ホーム(斉藤伸一ホーム長)に家具備品購入費として、五万七千三百ドルを援助することが決まった。十八日の援協理事会で発表された。
 同ホームは十年ほど前に、国際協力財団(神内良一理事長)の支援で、施設内の家具類を一新した。最近、老朽化が目立っていた。
 独身用寝台六十六台(二万九千七百レアル)、洋服ダンス十七竿(三万五千七百レアル)、小物入整理棚七十二台(一万八百レアル)など計二百五十五点。 同ホームは今年七月に、開所三十周年を迎え、同月祝賀行事を行う予定だ。関係者たちは「時宜を得たプレゼントをいただきました」と喜んでいる。
 不必要になった家具の一部は、奄美事業所を通じて豪雨による被害に合った住民に贈られる。

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