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『アマゾンからの手紙』=読書感想画コンの課題図書に

3月27日(土)

 [既報関連]コルネリオ・プロコピオ在住の小野正さん(八四)の本『アマゾン移民少年の追憶』をもとに、日本の作家・山脇あさ子さん書いた『アマゾンからの手紙』が、今年の平成十六年度第四十八回西日本読書感想画コンクールの課題図書に選ばれた。推薦したのは大分県中島小学校の教諭と宮崎県東中学校の教諭だという。
 コンクールは、西日本新聞社と九州・山口各県学校図書館協議会(教師たちで組織)の共催。推薦された協賛二十四出版社の二十一作品(冊)を小学校低学年、中学年、高学年、および中学校の児童、生徒に、夏休み中の美術の課題として位置付ける(読書をすすめる)という。夏休み明けに各県で審査(第一次)各県の知事賞、奨励賞などが新聞社に寄せられ、新聞社が外部の専門家を招いて組織した審査委員会で審査を行う(第二次)。
 来る十一月には、『アマゾンからの手紙』を読んだ児童・生徒の感想画が、入賞したか否かがわかるようだ。