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コラム 樹海

 もうすぐ日本移民百周年祭典記念事業が祭典協会によって決定される。すでに案の予選を終え、最終的には臨時総会で民主的に「投票」によって決まる。総意を反映させた証左とするのだろうが、大事なのは、リーダーシップがしっかりしており、構想・計画倒れにならないこと、できるだけ多数が納得し、理解できるものであることだ▼計画倒れとは、お金がなくて、あるいは足りなくて、計画が実現できない状態。特に〃箱モノ〃といわれる建物建設、さらに設備を要するものはお金を食う。協会の役員たちにこれを説くのは釈迦に説法、なのは承知しているが、財源確保見通しを構想段階できちんとしておかないと実現はおぼつかない▼事業案を出すのは容易だ。案提出団体(個人)には、提出理由説明の際、財源をどうするか、をしっかりとやってもらい、根拠がないとわかったら、引っ込めてもらうことだ。そして、実現できる見通しがあるものを選ぶ。そういうことじゃ夢が無い、というのは、書生論である▼そんなに昔の話ではない。コロニアのリーダーたちは、事業をプロジェクトする際、財源については最初から念頭においていた。日本側に頼むとしたら、どこにどれほど頼むかをちゃんと皮算用した▼一方で、百年祭事業はより多くの人たちに興味を持たれ、意義を認めてもらえるようでなくてならない。採択された事業が注目されるのは、その内容次第なのだ。盛り上げたい、という気持ちにさせるものを決めてほしい。(神) 

04/03/31

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