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クラシックの午後=3部構成、愛知県人会で22日

5月13日(木)

 第十二回クラシック音楽会が二十二日午後四時から、愛知県人会館(リベルダーデ区サンタ・ルジア街七四番)で開催される。サンパウロ・フィルハーモニー(山川健一代表)と、愛知県人会(林アンドレー会長)の共催。
 プログラムの第一部は、井ノ口明子さんのバイオリンとシルヴィア・オルファンさんのピアノで、宮城道雄「春の海」、フランス人作曲家マスネー「タイースの瞑想局」などを演奏。
 第二部は二重唱とピアノで、あしぶえ合唱団の古藤艶子さん、江沢和子さんが歌を、山川純子さんがピアノを担当する。メンデルスゾーン「秋の歌」「ゆけわがそよ風」、そして日本の歌として滝廉太郎の「花」「荒城の月」、山川健一さん「美鈴かる」。
 第三部は、一部と同じ井ノ口さんとシルヴィアさんで、ベートーヴェンのソナタ第五番「春」を演奏。
 案内に来社した羽田宗義同県人会名誉会長は「なかなかクラシック音楽を聞く機会がないので、是非聞きに来てください」と呼びかけている。
 同行した林さんは「リオ・ペケーノ区サンレモ・ファヴェーラにある自由メソジスト教会の奉仕団体アジェンテに食料を寄付したいので、入場料の代わりにフェイジョン、お米や食用油など一パックもって来てほしい」と、協力を依頼している。
 山川さんは「毎回素晴らしいコンサートで人気があるので、非日系人にも、日本の曲を聞いてもらいたいので、友達を誘って」、志賀勝同県人会事務局長は「たまには午後のひとときを、グランドピアノに耳を傾けながらクラシック音楽を聴いてください」と語っていた。
 問い合わせは電話11・3241・2682(愛知県人会)または11・5571・7458(山川さん)。

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