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〝整理〟が必要なマラソン=バウルー運動会にぎわう

5月18日(火)

  [バウルー]バウルー文協の〇四年度青年会活性化家族慰安運動会が、去る四月二十五日、レシント・メーロモラエスで催された。あいにくの曇り空で薄ら寒い中、人出は例年より少なめだったが、婦人たちが多くの競技に参加、最後まで賑わった。
 カンポ中央に二本のマスト、鯉幟が泳いだ。近くサンパウロで開催される第一回ブラジル太鼓選手権大会に出場が決まった「バウルー無限響」チームの演技がプログラム中間に披露され、喝采を受けた。
 来賓は市長はじめ、地元出身の州議員、ブラジル太鼓協会の渡辺一誠会長ら。運動会は文協の年中行事だが、年々増えるのは非日系人。青少年のマラソン競技で上位を占める者が多い。無制限だと、秩序が保たれないので、参加者には少額の入場料を払ってもらい、バッジをつけて競技に参加してもらう。
 このところ例年青年層が少ない。縁の下の力持ちたちが数日前から準備を行い、当日は進行や整理を担った。ことしも多くの企業から賞品が提供された。(酒井威夫通信員)

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