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モジ・衛生改善協定=安部市長と大統領が調印

5月25日(火)

 サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市の安部順二市長はブラジリアの大統領宮で、ルーラ大統領、オリヴィオ・ヅットラ自治相やジョージ・マトーゾCEF総裁など多数の要人出席のもと、都市衛生改善協定書に調印した。これによりCEF(カイシャ・エコノミカ・フェデラウ銀行)から五千三十万レアルの融資が確定したと二十一日付モジニュースが報じている。
 融資は同市の水道・下水道整備に充てられることが決まっている。これまでは消費される水道水の五〇%をSABESPより購入していた。また下水道の五七%はチエテ川に捨てられていた。
 安部市長は「全国にある五千五百以上ある都市から、たったの七十都市と十州にしか融資許可が下りていない。アクレー州全体でも二千八百万レアル。これはモジ市の半分以下だ。ヴァウドマール・コスタ・ネット下院議員とモジ市議会が協力してくれたために、大型融資が実現した」と語った。
 また、「〇二年に申請していた六千八百万レアルのうち、年末までに残りの一千八百万レアルも融資許可が下りると思う。厳選な審査に合格するには、綿密で立派な企画書作成が条件であり、それを満たした担当チームに感謝している」とも述べた。

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