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歌謡、民謡、踊り,芝居 文協芸能祭,日ポ両語で進行へ

6月22日(火)

  歌謡、民謡、踊りに芝居。今年も日本ブラジル文化協会主催の「第三十九回コロニア芸能祭」が二十六、二十七日に文協記念講堂で催される。
 YOSAKOIソーラン、阿波踊り、笠踊りなど五十以上の団体が土日にわたって出演、一日に約四十グループが芸能を披露する。土曜日には芝居が、日曜日には文協、県連、援協、総領事館の役員らが出演予定のコロニアの著名人による歌謡ショーが行なわれ、両日とも日本舞踊の師匠がフィナーレを飾る。日曜日午前九時からは白寿者の表彰式もある。
 今回初めて日本語とポルトガル語による司会でイベントが進行する。重田エルゾ文協芸能委員会委員長は「これまでずっと一世が委員長だったが、今回は三世の私。委員会にも二、三世が加わった。芸能祭をこれからも続けていきたい」と語った。
 また、「時代劇も日本文化の一つだと思い、がんばっている」と語る井上久弘委員は、幕開け前にポルトガル語でおおまかに流れを説明し、日本語の分からない二世、三世にも楽しんでもらおうと工夫する。楠本留巳委員は「皆さんのお越しをお待ちしています」と呼び掛けた。
 午前十時から。入場料十レアル。問い合わせは文協事務局、電話011・3208・1755まで。

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